思い出の三国ヶ丘駅

古家 友佳子

今日は用事があり、地元の大阪・堺へ帰ってきています。

思いのほか早く済んだので、学生時代の思い出をめぐるおさんぽを実行。片手間に写真も撮ったので、ちょっと残しておこうかと。

変わってゆく町、変わらない店

今となってはすっかりきれいに生まれ変わってしまいましたが、私が頻繁にこの駅を使っていた頃は、なんというか、良い意味で古くさく、懐かしい佇まいでした。学生だった当時の私には物足りなかったんですけどね。

昔の面影もすっかりなくなってしまいました。

最初の思い出は、高校1年生。新しい友達も出来始めた頃、お誘いがあって友達のバンドのライブを見に行ったんです。

その後何度かお世話になることになるライブハウス「FUZZ」

そこでたまたま居合わせたのが、今の世帯主・古家くん。出会いはここでした。

話しかけて初めて同じ高校やん!と判明。

ライブ後、同じ高校やん!の数人で食べに行ったのが、目の前にある餃子の王将。

懐かしくて思わず一人で入ってしまった。

変わっていく町と、変わらない店。安心感を覚えつつ思い出に浸りました。

悩みながら進んだ大学時代

大学4年間、個人経営のフレンチレストランでアルバイトをしていました。それもここ、三国ヶ丘。大学が終わってこの駅で降りて、家に帰るのにこの駅で乗って。

大学3年にもなると、授業が減ってアルバイトの時間まで余裕が出てきました。

そんなときによく足を運んでいたのが、「Mocha Art Cafe」

周りは就活まっしぐらの時期。当時自分の中でそれがずっと腑に落ちず、よくここでカフェオレを飲みながら本を読んだり外の景色を見ながら物思いに耽ったり。

その後留学の道を選び、学校の入学手続きをしたのもこのお店の窓際の席。よくわからないデンマーク語の入学フォームを、辞書片手に解読しながら書いたものです。

こんな思い出ひとつひとつが積み重なって、今の自分ができている。もっともっと自分らしい選択をして、自分らしく生きよう。それができる環境に今いる。

自分のルーツをたどる思い出町めぐり、たまには良いものです。

さてそれでは、大好きな三田へ帰る準備を。


【自炊するならIHコンロは絶対やめたほうがいい理由2つ!!】

中山 雄治

こんにちは。IHコンロで料理をしながらブログ書いてます。
じわじわ焼けています…じらされています…IHさん、もっと激しくして…っ。笑
そんな焦らしを強要されている僕が、IH絶対やめたほうがいい理由を2つ述べます!!

理由①:火力が弱い

 

見てくださいこの躍動感…!!皆無…!!
いつになったらキツネ色になるんだろう。。
あと二日くらいかかるかな。
先日初めてIHコンロで料理をして、炒めるだけに2時間かかりました。
これ煮物しようと思ったら何時間かかるんだろう…。歌でも歌って待つことにします。
果〜て〜し〜な〜い〜、ふふふふーふーふーん♪
あーあ、胸いっぱいの愛ですぐに焼き切れたら良いんですけどね、なかなか…。
ちなみに火力はもちろん「強」なんですが、これ以上の「最強MAX!!」とかないんですかね。焼けるの遅すぎま
す。

理由②:何作ってたかわからなくなる

 

もうね、工程が進まないから「次何入れるんだっけ?」てなります。
ひいては「あれ俺何作ってたっけ?」ってなることにもあります。
それくらい遅い、長い。火が通らない。火力弱い。そもそも火力ではなく電力。本当に料理にかかる光熱費減るのかな?って感じです。
ん?何作ってたかわからなくなるのはIHと関係ない?んー、それくらいIHが嫌いって事なんですかね、ハハ!笑 ←こわい

 

さて、いかがでしたでしょうか。

ぜひ暮らしを新たに始める場合は参考にして下さい(^^)
もちろんIHにも色々あると思うので、今回の僕のようにはならないかもしれません。
いずれにしても下記画像のような円盤はハズレですので、くれぐれも気をつけて下さいね*
ちなみにフライパンや鍋も「IH使用可能」の表記があるものでないとうまく使えないので注意が必要ですね。面倒だ!笑
ではまた!


くろのこと

黒石 紗弥子

みなさまこんにちは。

このたび新しくNOKOTO.のメンバーに加わった黒石です。もっぱら「黒ちゃん」と呼ばれております。地元の方には黒石三田線という道路が想起されるやもしれませんが、残念ながら無縁です。たぶん。

自己紹介っぽい記事をひとまず書いてみましょうかということで、自由に書いていきたいと思います。三田にはこんなやつもおんのか程度に思っていただければ諸手を挙げて喜ぶ所存でございます。

ぼくのこと

さて、節タイトルを「ぼくのこと」としました。ここで記事を書くときには、あえて一人称を「ぼく」としていきたいと思います。

ぼくは三田市で生まれ育ちました。正確には本籍地は大阪ですが、物心ついたときには三田市に住んでいました。いたって普通の家庭に産まれ、いたって普通に性別違和を抱えていました。幸いなことに周りにはそのことを理由に言いがかりをつけてくるような人はほぼ居なかったので、自然と「このままでええんやな」とのびのび育ちました。ぼくはXジェンダーと呼ばれるような性自認なのですが、そのあたりについてはまた記事を改めて書こうかなと思います。

以下かんたんに経歴。

・三田祥雲館高校卒
・静岡文化芸術大学中退
・東京藝術大学音楽環境創造科卒
・IT系企業に入社→5ヶ月で退社
・三田にとんぼ返り

東京藝大では、録音・編集・音響を専攻していました。いつかは三田へ戻ってなにかを還元しよう、と思いながらいろいろなことを吸収し、遊び、あっという間に4年が過ぎ……就職するか院へ進むか悩んだ末、就職。

会社員からNOKOTO.メンバーへ

入社したところは、女性像をつくらずとも、ある程度自分のままでいられる場所でした。同僚や先輩にも恵まれていました。その場の雰囲気から大きく逸脱することもなく、いわゆるサラリーマンとして、「なあんだ、やっていけるじゃないか」と、思っていました。

配属されてしばらく経ったある朝、気付いたら母親に「三田に帰りたい」とLINEしていました。

充実しすぎていた学生生活で培った価値観や感性は、どちらかといえば批判的に社会を捉えるものでした。自分が社会の一員になったとき、その折り合いがつかなくなった、あるいは、折り合っていくことが猛烈に嫌だったんだと思います。なかなかうまく説明できません。多くの人が「そういうもんだ」と思っていけるものを、思えなかった、思える自分になるのが嫌だった。言葉にすると子どもっぽくて恥ずかしいですね。とにかく、このまま続けていたら遅かれ早かれ鬱になるな、と思ったのは確かです。

辞めることが決定した8月、Twitterで「三田の仕事」を知りました。その運営をしているのがNOKOTO.でした。

三田にデザイン事務所があるなんて夢にも思っていなかったぼくは、ぶしつけにもこのサイトの問い合わせフォームからいきなり「仲間に入れてくれ」と送ったのです。母親が急かすもんだから。

だめでもともと、と思っていたらあたたかい返事をもらって、三田へ戻ってきてから古家さんゆかこさんと出会い、今に至っています。

やわらかく透明な境界

好きに生きてきたので、己の人生に決まったポリシーがあるかと問われるとよくわかりません。

けれど、あえて言うのであれば、「やわらかく透明な境界を行き来し続けること」。

性別にしろ、学問領域にしろ、会社での肩書にしろ、カテゴリー分けこそすれ、本来地続きであるものだと思うのです。誰かとコミュニケーションを取るときに、共通認識をつくりだしてそれ以降の意思疎通を円滑にするために「一時的に」括っている。学問において顕著なように、実際にはカテゴライズされたもの同士は断絶しているのではなく、むしろ無視できない関係があり、なればこそ学際領域と呼ばれるような分野が注目されています。

カテゴリー分けすること、つまり境界をつくることそれ自体を悪だとは思っていません。ですが、その境界とは、強固な壁などではなく、寒天のように透明でやわらかいものだと考えています。

カテゴライズすることは、そのカテゴリに含まれるものと、含まれないものに分けることです。「含まれないもの」があることを、絶対に無視したくないのです。常に自分の立ち位置を仮のものとして、「含まれないもの」へといつでも移動可能であることを、忘れたくありません。境界は、確かに存在するが、向こう側が見え、なおかつ押し上げてくぐっていけるようなやわらかいもの。

己の「おもしろい」と思うほうへ、やわらかく透明な境界を行き来しながら向かい続けていたい。

・・・

いやはや、ちょっとよそ行きの文章を書きすぎました。

実際のところはばりばりにふざけまくるし、オタクです。今後はもっとだらっとしたものを書くと思います。

アッ!NOKOTO.では一応デザイナーといいますか、実制作まわりをぼちぼち学んで実践していく予定です。それでは以後よろしくお願いいたします。黒石でした。


踏み出す勇気をくれた町

古家 友佳子

さてまた、ご無沙汰しております、樋口です。
(毎度の決まり文句になってきました)

11月も末の三田市、めちゃくちゃ寒いです。(今朝はマイナス2度でした)

今日はNOKOTO.謎の新メンバー〇ちゃんと一緒に
Deck de Deck ガム痕撲滅オレンジキャンペーン【11月25日】」へ参加してきました!

JR&神鉄三田駅前、三田の町の玄関広場・ペデストリアンデッキでのガム痕撲滅ボランティア。

コテで固形部分を剥がしとり、引っ付いてしまっているところは「オレンジオイル」と金ブラシで磨いて落とします。

このオイル、なんとお値段一本2,000円ほど!オレンジのカワイイ顔して・・・

これが何とも、たまらなく快感!本当にきれいさっぱり取れるんです。

参加者の方と声を掛け合ったり、道行く人たちにお礼を言われたり、心もホクホク。

その後も2人して夢中でガム痕を退治。

最後に三田牛入りの手作りカレーと「わら焼き酒場」さんが提供してくれた麦ごはんをいただきました。

働いた後の青空の下で食べる作っていただいたごはん。美味すぎる!

午後からは〇ちゃんとともにハコノコトで記事と動画制作に打ち込み。(謎の新メンバー〇ちゃん情報はまたあらためて、乞うご期待!)

仕事後のごほうびは兼ねてから気になっていたフラワータウンの「ICE FACTORY POP ROLL」さんへ。

寒いんですが食べたくなるんです。ボリュームたっぷりで大満足!小さなマシュマロたちがいい仕事してました。

 

今回お掃除した「ペデストリアンデッキ」
実は、私にとっての思い入れのある場所だったのです。

3年前に初めて三田に来た時、最初に出迎えてくれた場所。
さらに、三田で「つくる」暮らしをするか、大阪で消費の生活を続けるか、山々を見つめながらひとりでじっと人生の岐路に立っていたのもこの場所でした。

山や風やこの土地が、「おいで」って背中を押してくれたような気がしてます。

これからも少しずついろんなかたちで思いを返しながら、この地でゆっくりじっくり暮らしていきたい、としみじみ思う夕暮れ時。

今日も、こんなあたたかい町で生きています。


会えない時間が愛を育む。

中山 雄治

.

たまにしか会えないからこその愛しさがある。会えない期間に溜め込んだ愛情がある。
それをお互いぶつけるのではなく、じんわりじっくり浸透させていく感覚。
会う前のドキドキと、会ってからの安心感。
会えない時に体験した嬉しい出来事、二人で会ったら一緒にしたい!と思うこと。たくさんあるはずなのに会ったらいつも忘れてしまう。
いま目の前にあなたがいる。ただそれだけで満たされる。ほんとはやりたいこと話したいことたくさんあるはずなのに、なんでだろうね
いつもあなたは笑顔でいてくれる。「君と逢ったら自然とにやける」
ひとはじぶんの鏡だから。きっとじぶんもあなたの鏡になっているのだろう。あなたの笑顔はとても素敵。誰よりも輝いている。
仕事の合間のわずかな時間。その時間を縫って逢ってくれる。しんどいなんて思わない。もったいないなんて思わない。それが本当に必要な「愛する」時間だから。あなたとのかけがえのない時間だから…。
.
.
.
楽しい時間はあっという間で
気づけばもうおわかれの時間。
「からだには気をつけるんやで。*」あなたの優しさがそっと心を撫でてくれる。「ありがとう。*」優しい声で包みあう。
きっとすぐに逢える。また逢える。
次に逢ったら何をしようかな…。
.
.
.
.
.
会えない時間が愛を育む。

 

詩:中山雄治
題:母の言葉
あなた:恋人さん


休み明け、仕事モードに切り替えられないあなたへ

中山 雄治

月曜日はやっぱりやる気が出ない
うまく仕事が回らない
なかなか身が入らない…

そう思う人も多いのではないでしょうか。

でも大丈夫。それはあなたが頑張ってる証拠なのです。

「うまくいかない」と思わなくていい

「え?全然できてないよ…」と思うかもしれません。

けれどもそれは裏を返せば、現状に満足せず突き進んでいこうとしているからなのです。

上司や先輩に「なんでこんなこともできないんだ!」とか「もっと効率よく仕事を回せ」と言われたり、言われなくとも自分で「ああ、もっとうまく仕事したいなぁ」と思ったりするかもしれません。けれどもそれで十分なのです。

あなたは十分頑張っているから。

休日が充実するほど仕事への切り替えが難しい

そもそも、休日に流れる時間のペースと仕事の時間のペースは必ずしも一致しません。

そこをいきなり週始めで切り替えろというのが無理な話なのです。

そんなことできるのはスーパーマンくらいです。
あなたはスーパーマンではありません、人間なのです。(笑)

まあ世の中にはスーパーマンみたいな人もいますが、気にしてはいけません。

自分は自分のペースで頑張ろう。そう思えるのが一番です。

 

今日も自分のペースでコツコツと、出来ることをじっくり増やしていきましょう!

 

ほな!


最近のこと。

古家 友佳子

またまた、ご無沙汰しております。樋口です。

いよいよ涼しくなり、秋・・・を通り過ぎ、三田市は朝晩は冬を感じる気温です。(ばっちり風邪も引いてしまいました)

 

今日は近況のご報告。相変わらず「三田の仕事」に全力を注ぐ毎日です。

昨晩、私たちが運営する「三田の仕事」ページのデザインを一新。

デザイナー古家くんにある日突然火が付き、彼の脳内で進んでいたリニューアル計画。

今夜、急遽(思い付きで)ガラッと変わりました。(しっかりとした計画はなかった模様)

立ち上げの勢いは健在です。きっと楽しい時期なのかな、と毎日朝から晩まで楽しくお仕事しています。

 

私事ですが、先日前職を退職し、いよいよ三田市に越してきました。実家から単独で引っ越しをする、というのが初めてのことだったのですが・・・意外とあっさりと三田市民になりました。変に期待していたみたいです。(市役所で、パンパカパーン!的な)

 

こちらに越してきて思うのは、毎日ちょっとずつ寒くなるのに気が付いたり、毎日きれいな空気を吸える今の環境に感謝したり、日々舞う部屋のホコリが気になるようになったり(笑)などなど・・・小さな変化が楽しいこの頃です。

 

今まで中途半端だったお料理も少しずつ始めています。

(・・・と言いたいところですが、仕事を頑張ると飲みたくなる症候群は健在のため、「飲もう!行こう!」の言い出しっぺはいつも私です)

・・・少しずつ、始める予定です。

 

今日も2件打ち合わせをさせて頂きました。話す・聞くのコミュニケーションが大好きな人間にとっては天職に巡り合えた、と毎度感謝でいっぱいです。

これからも、お仕事にスポットライトを当て、もっともっとすてきなお仕事をご紹介していけたらと思います。

気まぐれ更新ですが、このブログでもまた会いましょう!

それでは、おやすみなさい。


三田の仕事、始動

古家 友佳子

ご無沙汰しております。8月に入り、夏も深まってきました。お盆に向け、お祭りごとも多くなるこの季節。みんな浮足立っているこのそわそわした時期が大好きな、樋口です。

NOKOTO.メンバーが音沙汰なかったこの数ヶ月・・・実は、新事業の準備を着々と進めておりました。

お世話になっている三田でできることはないか、仲間と共に動き出してから早1年。本日、晴れてNOKOTO.初の事業「三田の仕事」を公開しました!

今までさまざまなお店さま、会社さまと関わる機会がありましたが、「求人募集の掲載費が高すぎる・・・」というお声を聞く傍ら、学生や求職中の方から「求人サイトや求人誌は見にくい、どれも同じに見える」などの声も上がっていました。

私もそうでしたが、お仕事選びは決して侮れません。だって、自分の大事な時間を費やす場所です。自分にあった場所で働きたい、自分のペースにあった働き方をしたい、という思いは誰だってあるはずです。

この「三田の仕事」は地域に根差した求人サイトですが、他社さまとの大きな違いとしては、

▼ユーザー側は、記事と動画で構成されているので仕事内容や雰囲気がわかりやすい!

▼掲載側は、掲載中の記事・動画はお店のPRとして自由にお使い頂ける!

というメリット。

詳しくは是非、「三田の仕事」ページをご覧ください!

すでに何社か取材・撮影に伺い、お話をじっくり伺っています。やはり自分たちより年上の方々が多いので、人生の先輩、とは本当にその通り、さまざまな助言や人生のアドバイスなんかを頂くことも。

その人のらしさを文字にして残してゆく、この仕事が好きだと発見することもできました。

駆け出したばかりの事業ですが、この可能性に満ちた三田の街で活躍し、輝く人がもっと増えるよう、少しずつでも自分たちの可能性を信じて進んでいこうと思っています。

また、こちらのブログも再開致します!何てないことですが、些細な日常の幸せを覗きに来ていただけると嬉しいです。

夜風は少し肌寒くなるほど涼しい三田からでした。

 


三田のレトロなお店、畑荒物店

古家 友佳子

「もったいない店」そう言って笑顔で話す店主の畑さん。

一歩踏み入れると時間を忘れてしまいそうな不思議なお店、「畑荒物店」であなたも懐かしい掘り出し物を探してみませんか?

畑荒物店は、三田本町通り商店街と車瀬橋商店街が出会う十字路に佇んでいます。

店主の始まり

畑荒物店は畑さんの両親が始めたお店。畑さんはかねてから、定年したらこのお店を引き継ぎたいと家族に話していところ、お姉さんが「弟が退職するまでの間、私が変わりにお店をみてあげる」と、両親の後を継いで営業してくれていたそうです。

退職後、いよいよお店に立ち始めたのも束の間、2016年10月にお姉さんが病気で亡くなり、1人で畑荒物店を営むことに。

「ここには珍しいものがたくさんあるねん」と品物を紹介してくれる畑さん。

ー 思いもよらないタイミングで店主になることになりましたが困ったことはありませんでしたか?

「昔から休日など時間がある日にお店に来て品物の場所や売り方を見てたから、営業にはそれほど困らんかったけど、『お姉さんおらんの?』や『前にあったあの商品は今ないの?』の返事に困ったことはあったね」

ご両親とお姉さんが様々な商品を仕入れてくれていたそうで、今でも在庫を整理していると新たな品物や歴史を感じる古いお宝を発見するそうです。

三田市民病院の前身、三田病院の看板

昔使われていた立派な版木

ー お客さんは顔見知りや常連さんが多いですか?

「そんなこともないかなあ。もともとは農業関係の品物が多かったので、農家の人たちが多かったと聞いてます。今は若いお母さんが竹製品やキッチン用品、日用品なんかも買ってくれてるよ」

ニュータウンから2ヶ月に1回ほど来てくださるおじいさんも「ものがいっぱいで感動するわぁ」と言ってくださったり、「古いのが好き」という近所に住んでいるおばちゃんに、お店の中を案内して古い商品を紹介したこともあったそう。

1日でも長く営業して地域に貢献を。

「ここに来るお客さんを大切にしたい」と語る畑さん。

「今こうやって商売ができるのは、お店を残してくれた両親と姉のおかげで、日々感謝してます。活気があった昔の三田本町通りの時代から、ずっと商売をしてきたのを見てきた思い入れのある場所。1日でも長くお店を続けて地域に少しでも元気を届けていきたい」

非日常を感じに

「もったいない店やねん。みなさんが知っとってないこんなもんがあるのに、ここにはないやろうと思われてしまってる」

そう話す畑さん、今後はイベントを開催して、本町通りやこのお店をもっと知ってもらいたいと考えているそうです。

レトロなものに囲まれた、懐かしいやさしい空間。ちょっぴり非日常を感じに、おさんぽがてら訪れてみてください。


居心地の良さはヒトによって違う

中山 雄治

先日、印象に残る出来事があった。

普段は小売り業に勤しむ私だが、とても忙しい時間帯に(厄介な)お客様につかまった。以前商品不良でご迷惑をおかけしたお客様だった。車いすに乗ったそのお客様は私を見つけるなり呼び止め、商品説明や金額、どれを何個買ったら何円になるかを聞いてきた。値引きを迫られたり何度も商品説明や金額について同じことを聞いてきたりした。正直私はめんどくさかった。けれども自分たちにとって大事なお客様のひとりだから、できる最大限の優しさと誠意を見せた。そうするとそのお客様は私のことを気に入り、また私宛に来店すると言ってくれた。

 

自分にとって居心地が良い場所とは

 

私からすれば、非常にめんどくさい相手であり、普段であれば絶対に関わらない相手だ。しかしそのお客様からすれば、私は非常に優しく、何も嫌がらずに接してくれる関わりやすい相手だ。

このことに私はすごく違和感を覚えた。

「居心地の良い居場所をつくりたい」というのが私のモットーだが、自分が提供する居心地の良い場所は、自分が決して好きではないヒトが集まる空間になってしまうのではないか、と感じたのだ。

その場に集まる人が居心地の良いと感じる空間にするのはもちろんのことだが、それを提供する自分自身の居心地がよくないと本当の意味で「居心地の良い居場所をつくる」ことにはならないんじゃないか、と考えていた。

 

様々な視点を持つ

 

そんな折、高校時代の同級生と再会しお互いの近況報告をし合う機会があった。

その友達にこの話を相談したところ、「固定概念に縛られずにもっといろんな方向から考えてみたらいいんじゃない」とアドバイスされた。自分の視点、そのお客様の視点、周りで働くメンバー、他のお客様の視点、上司、または、それぞれの立場を越えて、個人個人の考え方や感じ方、それぞれに違いがある。だからもっと多方面から物事を考えて行動できるようになれば、いろんな人の気持ちがわかるんじゃないかなって。そうすれば居心地の良い空間をつくることにもつながるし、絶対に将来の糧になるんじゃないかなって。

 

ひとりひとりちがう

 

正直この話を聞いたとき、自分の視野がいかに狭くなっていたかを思い知らされた。

一言に居心地の良い場所と言っても、それはヒトによって違う。田舎暮らしが落ち着く人もいれば、都会のほうが安心できる人もいる。和室やコテージだと深い話ができる人もいれば、クラブやゲーセンのほうが本音を打ち明けられる人もいる。そんなことも考えずに自分がただ居心地がよいだろうと思う空間を想像しては、なかなかその実現に身を投じず、前に進まない自分に焦りや苛立ちを感じていた。けれども、「居心地の良い居場所を作る」ことの実現はそんな簡単でもないし、単純でもない。たとえインテリアや組織開発の知識や能力を身につけたとしても、たくさんの人に深く関わるという経験をしていなければその効力をうまく果たせない。

 

だから少しだけ前へ

今日から次のステップへ踏み出そう。少しづつ一歩ずつでいいから。目の前の仕事に忙殺されるのではなく、目の前の仕事に小さな意味を見いだしていこう。お客様との関わりは作業ではなく、いち人間との関わりなんだ。従業員同士のコミュニケーションも、意思疎通することの大切な要素なんだ。一つずつ一つずつ、自分の実現したい未来に向けて。

 

今は学びを深める時期なんだ。

 

 

 


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